大和郷幼稚園では、子どもたちが、自然豊かな環境の中で、主体的に遊びに取り組むことを大切にしています。子どもたちは、遊びの中で、興味・関心を膨らませ、工夫や試行錯誤し、粘り強く取り組むこと、考える力を獲得していきます。また、人と共に生活する喜び、相手を理解する喜び、受け止められる喜びを十分体験し、人間形成の核となる信頼関係を十分に築くことができるようにしています。
一人一人の子どもと向き合い、お子さんそれぞれの良さを伸ばせるように、ご家庭と共に育てていきたいと考えています。
理事長 伊東久信 園長 入澤里子
皇后陛下(当時皇太子妃殿下)
行啓記念樹(松)
大和郷幼稚園は、社団法人大和郷会の設置運営により、昭和4年4月に創設されました。社団法人大和郷会は、大正11年、三菱で知られる岩崎家から現在の六義園の北と西に広がる一帯の地域の分譲を受けた当時各界一流の人々が、和合協力の目的で設立したものであり、大和郷幼稚園は、その事業の一環として始められました。
以来、大和郷幼稚園は、戦災で園舎が焼けたために約7年間の空白がありましたが、静かな明るい環境のもとに、園児に深い愛情をもった優秀で熱心な先生方、元気な子どもたちが楽しく充実した幼稚園生活を送ることを願って、昭和40年に敷地を拡張し、3年保育を開設しました。
平成7年4月、学校法人立の幼稚園として認可されましたが、大和郷会との関係、そしてこれまで育まれてきたよき伝統に変わるところはございません。新しい時代に向かって第一歩を踏み出す子どもたちのために、教育の充実を計り、向上に一層の努力をして参ります。
平成17年2月15日新園舎が完成いたしました。幼児期の子どもたちが生活する場としてふさわしい、・異年齢交流・多様な活動の保障・自然の教育力に重きを置いて設計いたしました。また、園庭も新しくなりました。水・土・光・風・雨・太陽・動植物と響きあい、関わりあってほしいと願いました。新しい環境の下、子どもたちと先生たちとの、よく感じ、よく考え、よく遊ぶ幼児期の豊かな生活が日々繰りひろげられています。
- 昭和 4年 4月 1日
- 社団法人大和郷会 大和郷幼稚園を創立
- 昭和20年 4月14日
- 空襲のため全園舎および園関係書類を焼失
- 昭和28年 6月 1日
- 復興開園式(この日を開園記念日とする)
- 昭和29年 4月11日
- 増築2保育室、4組編成となる
- 昭和40年 8月30日
- 隣接地購入、3年保育園舎を増築
- 昭和41年 4月11日
- 3年保育を開設、6組編成
- 昭和43年11月28日
- 年中年長棟園舎改築、8組編成
- 昭和48年 6月25日
- 皇太子妃殿下(現上皇后陛下)行啓を賜る
- 昭和50年 9月 1日
- 園舎の増改築竣工
- 昭和54年 6月 1日
- 創立50周年記念式典を挙行。皇太子妃殿下(現皇后陛下)の行啓をいただき御言葉を賜わる
- 平成元年 6月 1日
- 創立60周年記念式典を挙行
- 平成 7年 4月 1日
- 学校法人大和郷学園 大和郷幼稚園として設置申請認可される
- 平成11年 6月 5日
- 創立70周年記念式典を挙行
- 平成17年 2月15日
- 新年中・年少園舎竣工
- 平成17年 9月11日
- 新園舍落成記念同窓会皇后陛下(現上皇后陛下)行啓を賜る
- 平成18年 4月
- 預かり保育サポートルーム欅・園庭開放・地域公開講演会始める
- 平成21年 6月1日
- 創立80周年記念式典を挙行
- 平成21年 9月6日
- 創立80周年祝賀同窓会 皇后陛下(現上皇后陛下)の行啓を賜わる
- 平成23年 4月
- 特別支援教育始める
- 平成24年 4月
- 未就園児保育(母子)たんぽぽ組始める
- 令和3年12月
- 隣地購入
- 令和5年3月
- 新年少棟、職員室棟、渡り廊下完成